
ニュース
- 2025年07月04日
- 池田克己詩集製作ご支援のお願い
- 2025年06月29日
- 6/29奈良新聞に掲載されました!
- 2025年06月13日
- 6/30詩人池田克己龍門記念館をオープンします
- 2025年06月10日
- サイトをオープンしました。
文学を生きるチカラに
私たち、特定非営利活動法人吉野龍門が生んだ詩人池田克己顕彰会は、
奈良吉野にある龍門村(現在は吉野町と合併)出身の詩人、池田克己を顕彰するとともに、
文学をはじめとする表現の場を提供、支援する活動をしています。
私たちのミッション
表現者の楽園をめざした詩人・池田克己の志を受け継ぎ、
誰もが文学を通して、自分自身と出会い、人と出会い、
世界を照らす力をみつけられる そんな場を育てる活動をしています。
1912年(明治45年)、奈良県吉野町・龍門の地に生まれた池田克己は、
優れた詩人であると同時に、装幀家・写真家・編集者としても活躍し、
数多くの文学誌を世に送り出しました。
なかでも、戦後、上海から帰国した彼が創刊した詩誌『日本未来派』は、
思想や派閥、人間関係にとらわれがちだった戦後詩壇の常識を超え、
自由な表現の場をつくることを目的とした画期的な文学誌でした。
詩才と卓越した編集力によって『日本未来派』を一大潮流に育て上げた池田克己は、
1953年(昭和28年)、わずか41歳でその生涯を閉じました。
けれども、彼の残したその精神と詩誌は、今もなお活動を続け、
多くの詩人たちの表現の拠点となっています。
私たちは、池田克己の出生地・吉野龍門からその功績と志を伝え、
誰もが自らの魂を傷つけることなく、自由に表現できる場を守り、育てていきたいと願っています。
その想いから、私たちは特定非営利活動法人「吉野龍門が生んだ詩人・池田克己顕彰会」を設立しました。
SNSやネット文化が広がるいま、
私たちの言葉は“反応”の波に呑み込まれ、
自分の声がかき消されていくことも少なくありません。
誰かに認められるための言葉。
誰かに勝つための言葉。
それはしばしば、私たち自身の自由を奪い、
魂を疲れさせてしまいます。
だからこそ、私たちはリアルな「場」にこだわります。
顔をあげて、紙に書き、自分自身と向き合い、
ほんとうの自由を取り戻す場所。
池田克己が夢見た表現者の楽園を、私たちは目指します。
そしてその静かな灯火が、やがてほかの誰かの光となり、そして人を繋げ、
世界の平和、人間の幸福へとつながっていくことを、私たちは信じています。
参加する・支援する
小さな灯火のひとつひとつが、詩人の見た夢を未来へと照らしていきます。
吉野龍門が生んだ詩人・池田克己の志――それは、 「未来に向ってたどろうとする、愛や誠実の協同による、連帯の場」を築こうとする精神でした。
私たちはこの思いを受け継ぎ、詩と表現の場を未来へとつないでいきます。
会員として参加する。寄付で応援する。SNSで広める。
どんなかたちでも、あなたの思いが大きな力になります。 どうか、あたたかなご協力をお願いいたします。
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会員になる
池田克己が生まれ育った「龍門村」は、今では吉野町に合併され、地図からその名を消しました。
けれど私たちは、その精神を継ぐ「e-龍門村」として、バーチャルに甦らせています。
賛助会員としてご登録いただいた方は、「e-龍門村の村人」としてご参加いただけます。
住所と住民票を発行し、会報や限定特典もお届けいたします。
また、より気軽に応援していただける「旅人コース」もご用意しています。
かつて池田克己の生家が営んでいた旅館「扇屋」にちなんだこのプランでは、宿泊を通じてこの土地を訪れる体験もしていただけます。
龍門の詩と文化を守り、未来へつなぐ仲間として、ぜひご参加ください。 -
寄付する
私たちのNPOでは、誰もが「本当の言葉」に出会える場を目指して、文学サロンの運営や、セミナー・朗読・コンサートなどのイベントを無料で開催しています。
こうした活動は、皆さまからのご寄付によって支えられています。
未来に言葉をつなぐこの小さな灯を、どうか一緒に守ってください。 -
ボランティア登録する
私たちのNPOでは、活動の趣旨にご賛同いただける皆さまのボランティア登録を広く募集しています。
イベントの運営サポートや記念館の当番、お掃除のお手伝いのほか、
演奏・朗読・セミナー講師・書道など、
専門分野を活かしてのご参加もお待ちしています。
ご登録いただいたボランティアの皆さまは、正会員(社員)として総会の議決権を持ち、活動の意思決定にも関わっていただけます。
吉野の文化とことばを未来につなぐ一員として、ぜひお力をお貸しください。 -
SNSで広める
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