投げ銭制のチャリティジャズセッションを行います。
収益は寄付金として、顕彰活動の運営に使わせていただきます。
ご参加お待ちしています!
詩人として、編集者として、装幀家として、カメラマンとして、記者として。
戦時中は上海で活躍し、戦後は詩誌『日本未来派』の創始者として現代詩壇を牽引した池田克己。彼は明治45年(1912)奈良県吉野郡龍門村(現・吉野町)に生まれ、昭和28年(1953)41歳の若さでこの世を去りました。
戦前は大淀町・下市口、戦中は上海、戦後は鎌倉を拠点に、比類なき詩才と卓越した編集力を発揮し、『豚』『上海文學』『日本未来派』などの詩誌を次々に創刊した池田克己は、派閥にとらわれず、自由な表現を求める詩人たちの拠点を築き続け、詩壇の震源地に立ち続けました。
古くは仙人が空を翔け、葛野王、菅原道真、松尾芭蕉、本居宣長といった当代一流の文人たちがあこがれを詠み、池田克己が生まれ育った地――吉野龍門は、千年を超えて詩魂を育んできた「詩の聖地」です。
この記念室は、夭折の詩人・池田克己を顕彰するとともに、彼が「日本未来派」創刊号後記での宣言、
「日本未来派は、一個の思想や概念の共通によって、結びつき発生されたものではない。各人それぞれがこの敗戦後の混沌の中に、未来に向ってたどろうとする。愛や誠実の協同による、連帯の場である。」
何ものにも支配されることなく、自由な表現を行うことのできる場となり、思想、立場の違う人々が愛と誠実によって結び合うという夢と理想を継承し、詩の聖地・龍門から発信するために開設されました。
詩人池田克己龍門記念館にて、毎月第3月曜日(今月のみ第2月曜日)の閉館後18時より、セミナーを行います。
池田克己の人生を追いながら、詩を鑑賞する勉強会です。
今回は、池田克己が生まれた吉野龍門、池田家のことや、担任だった植村諦の影響、昭和10年に下市口で始まった詩活動から、昭和14年に上海へ出征するまでの池田克己を追います。
ホスト しばた友紀(当館館長)
講座といっても、講師というほどのこともないホストと一緒に雑談をするようなただのお茶会になるかもしれません。
入場無料で要予約です。
ご応募お待ちしています。
9月以降の予定です。
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9月15日18時より
勉強会「池田克己の人生と詩(上海編)」
池田克己の戦時中の作品と人生を追います
10月20日18時より
勉強会「池田克己の人生と詩(鎌倉編)」
池田克己の戦後の活動を追います
11月17日18時より
勉強会「池田克己と読む高橋新吉」
「現代詩鑑賞」に収録された池田克己による高橋新吉鑑賞入門を学びます。高橋新吉は、中原中也が影響を受けた詩人で、日本未来派同人でした。
12月15日18時より
勉強会「池田克己と読む北川冬彦」
現代詩鑑賞」に収録された池田克己による北川冬彦鑑賞入門を学びます。北川冬彦は、現代詩の中心人物で、池田克己はじめ、多くの詩人が影響を請けました。
詩人池田克己龍門記念館にて、毎月第3月曜日(今月のみ第2月曜日)の閉館後18時より、セミナーを行います。
池田克己の遺した現代詩講座をテキストに、現代詩の基本を学ぶ講座です。
ホスト しばた友紀(当館館長)
講座といっても、講師というほどのこともないホストと一緒に雑談をするようなただのお茶会になるかもしれません。
入場無料で要予約です。
ご応募お待ちしています。
8月以降の予定です。
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8月18日18時より
勉強会「池田克己の人生と詩(吉野編)」
池田克己の吉野時代の作品と人生を追います
9月15日18時より
勉強会「池田克己の人生と詩(上海編)」
池田克己の戦時中の作品と人生を追います
10月20日18時より
勉強会「池田克己の人生と詩(鎌倉編)」
池田克己の戦後の活動を追います
11月17日18時より
勉強会「池田克己と読む高橋新吉」
「現代詩鑑賞」に収録された池田克己による高橋新吉鑑賞入門を学びます。高橋新吉は、中原中也が影響を受けた詩人で、日本未来派同人でした。
12月15日18時より
勉強会「池田克己と読む北川冬彦」
現代詩鑑賞」に収録された池田克己による北川冬彦鑑賞入門を学びます。北川冬彦は、現代詩の中心人物で、池田克己はじめ、多くの詩人が影響を請けました。
